南ホラーサーン州の絨毯リサーチのついでに観光でチェネシュトという村に立ち寄りました。
南ホラーサーンは総じて乾燥地ですが、山岳地帯もあれば広大な砂漠地帯もあり変化に富んでいます。チェネシュト村は峠道を抜けてたどり着く、高地にあります。道中にはヴィーラー(別荘地)もありましたが、村は昔ながらの小村といったおもむき。
この村は、カラフルな少女たちの服装で有名です。
小さな弟を連れた女の子にお願いして、写真を撮らせてもらいました。
残念ながらあまり出歩いている女の子が居なかったので、下の画像は今回お世話になったビールジャンドの旅行代理店、アジアパルヴァーズさんのホームページから拝借したものです。ここの社長さんからはとても親切にしていただきました。砂漠ツアーなどもやっていて、おすすめです。
ちなみに男の子たちはいたって普通の恰好です。広場でサッカーをしていた少年たち。イランの男性は老いも若きも、ビシっとポージングしてキメてくれます。
ドライバーさんいわく、この辺りの人々は昔からテヘランやマシュハドでゲダー(物乞い)になる人が多いそうで、乞食の村なんて呼ばれているそうです。開けた耕作地のない山間の村なので裕福ではないのでしょう。ですが村内を見る限りでは、いたって普通の村です。
少女たちの美しい衣装の他にも、この村にはなんとかいう聖者だか詩人だかの霊廟があるのですが、疲労困憊していて、ドライバーさんがいろいろ説明してくれるのですが右から左で記憶に無し。写真も撮らずじまいになってしまったのが残念でした。